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レア・イベント理論科学研究会

Last updated 2015-02-22 HOME > 概要

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レア・イベント理論科学研究会概要

物質科学分野において「レア・イベント」とは、われわれの現実世界では日常的に起こっているが、原子・分子の運動の時間スケールではきわめてまれにしか起きない、分子構造の劇的な変化をともなう現象の総称です[1,2]。レア・イベントは、凝集系の構造相転移、化学反応、タンパク質の構造変化といった自然の幅広い領域において共通して起こる現象です。我が国の理論物質科学による「レア・イベント」の研究は、構造相転移は物性科学、化学反応は分子科学、タンパク質構造変化は生命科学というように歴史的経緯によって系や現象をもとに細分化され、それぞれ独立して成果をあげてきました。しかし、学際的な問題が数多く顕在化する今日、分野間の連携によるあらたな取り組みが必要不可欠と考えられます。このレア・イベント理論科学研究会はレア・イベント現象を総合的視点でとらえるために、理論物質科学の各分野(分子科学、物性科学、生体物質科学、マルチスケール科学、光量子科学)の研究者が集い、議論する場を提供するために企画されました。

  1. C. Dellago and P. G. Bolhuis, "Transition Path Sampling and Other Advanced Simulation Techniques for Rare Events", Adv. Poly. Sci. Springer (2008).
  2. Weinan E, "Principles of Multiscale Modeling", Academic, 2011.

レア・イベント理論科学研究会は、理論物質科学に関連する広い分野の研究者が参加する柔軟な組織を目指し、現在整備を進めております。本研究会の活動にご興味のある研究者の参加を心待ちにしております。
具体的な参加方法は今後アナウンスする予定です。今後ともよろしくお願いします。